Evernoteのスタック機能の本当の価値

皆さんはスタック機能を活用しているでしょうか。

スタックはノートブックを視覚的にまとめるだけの機能と考えている方もいるかもしれませんが、実はそれだけではありません。スタックには次のような効果があります。

  1. グループ化して視覚的に繋がりをわかりやすくする
  2. 折りたたみスッキリさせる
  3. 複数のノートブックを1つのノートブックとして見立てる

1,2に関しては先ほどお話した視覚的にまとめる機能です。そして、今回皆さんにご紹介したのが3つ目の効果です。

スタックは曖昧さを解決する

例えば、Evernoteに関するメモをとるために、「Evernote_基本」と「Evernote_応用」の2つノートブックを作成するとします。

基本的にはこの2つに仕分けていくとしても、中には、基本なのか応用なのか分類し難い内容のメモもあると思います。また、メモを確認する際も、これらを区別することなく、とにかくEvernoteに関するメモを全て並べたいというシーンもあるはずです。

そういった曖昧な場面で活躍するのがスタックです。この2つのノートブックを「Evernote」というスタックの中に入れます。そうすることによって、Evernoteスタックをクリックして、基本と応用の両方のノートを一覧に並べることができます。このように、一時的にノートブックを結合したかのように振る舞うことが可能になります。

あとから曖昧にノートを探し出すことができるのなら、そこまでシビアに分類する必要もありません。その時の直感でサクサクとノート分類していけば良いのです。

それでも、仕分けに困るという方は、スタックの配下に「スタック名_inbox」というノートブックを作成してみてはいかがでしょうか。今回の例の場合は「Evernote_inbox」といった感じですね。そして迷ったものはすべてこのinboxに割り振ります。しっかりと分類したり、しなかったり、とさらにいい加減な管理とも言えなくは無いですが、スタック機能があればそれで目的のノートが探し難くなることは無いはずです。

 タグの階層化と何が違うのか

ノートブックの代わりにタグで管理している方もいるかと思います。それならタグの階層化を使えばスタックと同じ機能を実現できそうにも思えるのですが、残念ながらそうはいかないようです。

確かにタグを階層化すれば、複数のタグをグループ化して見分けやすくしたり、折りたたんでスッキリさせることはできます。

しかし、複数のタグを1つのタグに見立てるといった手段が無いため、曖昧さを解決することはできません。

例えば、親となっているタグをクリック(もしくは検索)しても、そのタグが付与されているノートだけが一覧表示され、子タグのノートを表示することができません。タグの階層化機能はあくまで視覚的に整理するもので、複数のタグを1つのタグとして見立てるといった効果は無いようです。

Androidなどではメリットを活かしにくい

Evernoteであれば、全てのデバイスでスタック機能を利用することができますが、使い勝手も同じとは限りません。中でもAndroidスマートフォンは、先ほどご紹介したスタックのメリットを活かしにくい仕様になっています。

なぜなら、ノートブック一覧画面で任意のスタックをクリックしても、折りたたみが展開してスタックに所属するノートブック名が表示されるようになるだけなのです。

したがって、曖昧さを回避するためには検索機能を使う必要があります。よく使うスタックに関しては「Stack:”スタック名”」といった検索構文をショートカットに登録しておくのも良いかもしれません。ちなみに、スタック自体をショートカットに登録してもダメでした。

なお、これはEvernote Android板のバージョン6.1.1についての内容なので、今後改善される可能もあります。現時点ではWEB板のベータ板でも同様の仕様になっているようです(通常のWEB板では問題なく機能します)


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