メモツールの選択肢は何もEvernoteだけではありません。OneNoteやGoogle Driveのdocsなど、便利なツールは他にもあります。 しかしどのメモツールにもEvernoteのショートカットに代わるような機能はありません。そんなEvernoteの長所とも言える機能「ショートカット」の魅力と活用方法をご紹介します。
何でも登録できる
ショートカットにはノート以外にも次のような項目を登録することができます。
- ノートブック
- スタック
- タグ
- 検索クエリ
Evernoteでノートを管理する方法は人によって様々です。ノートブックで管理している人もいますし、 タグやで行う人も、あるいは分類せずに検索だけで管理している人もいるでしょう。ショートカットにはさまざまな項目を登録できるので、自分に合った使い方を追求することができます。
並び替えが可能
ショートカットに登録された項目は自由に並び替えることができます。
ノートブックの表示の順番を任意に並び替えるためには、ノートブック名の頭にアルファベットや数字を割り振るといった手間が必要です。この方法ではノートブック名が長くなり、サイドバーの領域内に収まりきらなかったり、検索時のタイプ数が多くなるといったデメリットがありました。
よく使うノートブックをショートカットに登録すれば、名前を変更しなくても自由に順番を並び替えることができます。これによって、一箇所だけ並び替えたいのにすべてのノートブック名を変更しなくてはいけない、といった面倒な作業は不要になります。 メリットとしては一見地味ではありますが、これまでのEvernoteのノートブックの弱点を補ってくれます。
区切りをつけて視認性を上げる小技
いくら自由に並び替えれると言っても、たくさん登録すると視認性が悪くなって、目的のショートカットが見つけにくくなります。そこでおすすめなのが、区切りを表現するためだけのタグを作成することです。
具体的には「—————-」といった感じのいかにも区切りになりそうなタグを作成して、ショートカットに登録するというものです。 例えば、毎日使うものと、たまに使うものの間に境界に入れると格段に見やすくなります。 さらに、区切りの線の中に、どういう区切りなのかを書いてみるのも良いかもしれません 。「——よく使う—–」「——TODO—–」「——仕事—–」といった感じで、用途を書き加えるとスタックのような感覚で使うことができます。
区切りの線のや文字の数はあまり長くなりすぎないようにした方が良いでしょう。あまり長くなりすぎるとサイドバーに収まりません。また、このテクニックはショートカットバーを上部に表示する場合は逆効果になるのでご注意ください。