lang=jaは今後重要になる(と思っていた)

アイキャッチ。lang=jaは重要か?消すべきか?

(2019/04/20 追記しました)

色々なサイトのHTMLソースを見ていると、html要素などにlang=”ja”という属性が書かれていることがあります。この属性は、lang要素に限ったことではなく、さまざまな場面に適応することができます。現在はこのlang属性が書かれていないサイトもたくさんありますが、今後はlang属性が非常に重要な役割を果たしていくかもしれません。

lang属性の意味

HTMLのlang属性は、要素内で使用されている言語を表記する属性です。よく見かけるのが、<html lang=”ja”>という記述だと思います。これは、html要素内で使われている言語はja、つまり日本語ですよという意味です。

ただサイトによれば、ある部分は英語である部分は日本語というように、1つのページに異なる言語が使用されることがあります。その場合は、html要素には、lang=”ja”と日本語を指定して、英語を使用する要素だけ別のlang属性を指定します。ひとつのpタグ内を英語にしたい場合は、<p lang=”en”>というように記述します。

ブラウザの設定によれば、lang属性など言語を識別する記述がされていないと、フォントの選別ができない場合もありますが、基本的にはlang属性が指定されていなくても、問題なく表示されます。ブラウザ側で、特別な機能を取り入れてない限り、あまり必要なHTMLの記述方法ではないのかもしれません。

自動翻訳でlang属性が役立つ

今のところ、英語サイトのページを開いた場合は、自動翻訳サイトに文をコピペするか、自動翻訳プラグインを起動して翻訳するのが一般的です。ただ、さらに翻訳の精度が発達すれば、日本語を使用している人が英語サイトを開けば、自動で英語から日本語に翻訳するプラグインが主流になってくるはずです。

Googleのブラウザ「Chrome」がこれらの機能の解発を進めているそうなので、Googleにとっては、どの言語で記述されているのかを明記しているサイトを重要視すると筆者は考えています。もし、GoogleのSEOで有利になることがなくても、アクシティビティに優れたサイトとしてWEBを利用するユーザからは、好まれるサイトになることは間違いありません。

現在はあまり重要視されていないlang属性ですが、今後の使われ方を予想して、今のうちからHTMLソースに取り入れてみてはいかがでしょうか。

(ここまでが2010年3月18日に書いた記事)

でも実際はlang属性の重要度は激減した(2019/04/20追記)

予想通りGoogle Chromeにはページの言語を自動で識別して翻訳する機能が搭載されました。予想外だったのが、その識別にlang属性を使わなかったことです。

Googleはlang属性を無視してhreflang を参考にする

Googleの公式ページにもあるように、Googleはlang属性を無視して文章の解析によって使用言語を自動で判別しています。

また、1つのコンテンツに対して複数の言語ページが用意されているサイトの場合は hreflang で言語を指定することを推奨しています。

要らなくなったlang属性を消した方が良いのか

わざわざ消す必要は無いでしょう。

Googleはlang属性を無視すると発表しましたが、非推奨になったわけではありません。HTML5.1でも引き続き採用されている属性です。

また少なくとも2010年時点ではlang属性を参照している翻訳ツールが存在していました。古い環境をつかっているユーザーを考慮するなら、特別な理由がない限りは、消さずにそのまま放置しておくのが良いでしょう。