キリリングから便利に貼り付けをする[Emacs]

Emacsにはキルリングという機能が備わっています。キルリングとは、言ってみれば、複数のデータを保存できるクリップボードです。C-yで最も最近にキルリング保存したデータをヤンク(貼り付け)して、M-yで次に新しいキルリングをヤンクします。

このデフォルトのヤンクの機能では、キルリングにの古いデータをヤンクするには、C-yの後にたくさんM-yを入力する必要があります。この作業を素早くしようとすると、M-yを押しすぎて、目当てのデータを通りすぎることもしばしばあります。

このキルリングのデータを貼り付ける機能を使いやすくしたプラグインはたくさんあり、筆者はその中でも、popup-kill-ringというプラグインを使っています。

popup-kill-ringは、キルリングに格納されているデータをポップアップして表示して、その中から選択することができる機能を提供してくれます。

popup-kill-ringのインストール方法は、 ソースの配布ページからダウンロードして、PATHの通ったディレクトリに配置します。もし、popup.elpos-tip.elからダウンロードして同じように配置してください。

最後に.emacsに次の設定を追記してください。

   (require 'popup)
(require 'pos-tip)
(require 'popup-kill-ring)
(global-set-key "\M-y" 'popup-kill-ring) ; M-yに割り当ての場合

popup-kill-ringのインストール方法は、ソースに記載してくれているので、とりあえずソースをダウンロードして中身を見ながらインストールした方が良いかもしれません。

ポップアップではなく、バッファで選択したい場合はkill-summary、キルリングの文字列を編集するなど、いろいろな機能が欲しい人はbrowse-kill-ringが良いかもしれません。筆者のようにカーソル位置からあまり、視点を動かしたくない人はpopup-kill-ringがおすすめです。