最新のhtml-helper-modeを使う

Emacsのhtml-helper-mode

EmacsでHTMLを編集するモードはいくつかあります。

  • html-mode
  • html-helper-mode
  • psgml-mode
  • nxhtml-mode

それぞれ得意とする分野がありますが、最終的にHMTL編集速度が一番速くなるのが、html-helper-modeです。タグを出力するキーバインドが設定されているため、キーバインドを覚えてしまえば自力でタグを入力しなくてもHTMLを完成させることができます。

html-modeはEmacsでは標準に備わっていますので、もっともとっかかりやすいHTML編集モードです。またhtml-modeはhtml-helper-modeのように大量のキーバインドを覚える必要もないので習得も容易です。閉じタグの自動補完なども実現できるので、HTMLを書くときに少しサポートして欲しいという方にはオススメのHTML編集モードです。

他にもさまざまなモードがありますが、筆者がお気に入りなのは最新版のhtml-helper-modeです。キーバインドを習得すれば、まるでMSのWordで文書を書いているような感覚でHTMLを編集することができます。ブログの記事を書く場合は、だいたい決まったタグしか使わないので、html-helper-modeでも必要なキーバインドだけ覚えれば効率的に入力することができます。dreamweaverで大量のショートカットを登録して使用している方は、もしかしたらEmacsのhtml-helper-modeこそが手になじむ開発環境になるかもしれません。

最新版のhtml-helper-modeをインストールする

Ubuntuでは最新版のhtml-helper-mode version3.04をaptコマンドでインストールすることができるようですが、色々な方のブログやサイトではversion 2系のインストール方法しか記載されいない場合が多いようです。最新版のインストールの方法を紹介します。

html-helper-mode

上記のリンクの「download area」から最新のhtml-helper-modeをダウンロードしてください。現在の最新盤はhtml-helper-mode_3-0-4jolly.tar.gzでしたので、そちらをダウンロードします。LinuxやUnixならtar zxvf html-helper-mode_3-0-4jolly.tar.gzで解凍することができます。WindowsでもCygwinやUnixコマンドを使うことができるソフトがあればそちらで同様に解凍してください。

html-helper-mode.elをパスの通ったディレクトリに設置して、.emacsに次の内容を記述します

;; html-helper-mode
(autoload 'html-helper-mode "html-helper-mode" "Yay HTML" t)
(setq auto-mode-alist (cons '("\\.html$" . html-helper-mode) auto-mode-alist))

もしversion2系などの古いバージョンのhtml-helper-modeが使っていた場合は、html-helper-mode.elを差し替えるだけで完了です。

アップグレードする方に注意していただきたいのが、いくつかキーバイドが変更されていることです。苦労して覚えたキーバインドもアップグレードして入力できなくなれば、効率が低下してしまうはずです。カスタマイズすると旧バージョンのキーバインドを再現することもできるみたいですが、新しく習得したりカスタマイズしたりと、いずれにしてもある程度の時間が必要になります。急ぎの作業の予定が入っている方は時間に余裕があるときに最新版のhtml-helper-modeにしてみてはいかがでしょうか。

実際に最新版のversion3系を触ってみた感想ですが、非常にキーバインドが覚えやすくなっています。たとえばh3などのheaderタグは前回C-c C-t 3でしたが、今回はC-c M-h 3 っといった感じ頭文字をとっている場合が多く見られます。とってもEmacs的なキーバインドになっているのでEmacsの基本コマンド同様、覚えやすいキーバインドになっています。

またpタグやliタグにも閉じタグが自動で出力されるようになりました。他にもPHPやJSPを使う方に嬉しい機能もあるようです。