FirefoxをEmacsのような環境にするアドオン、Keysnailについては、前回の記事で紹介させてもらいました。今回は、Emacs使いではない、人に対してKeysnailの魅了を紹介させてもらいと思います。
まず、Emacs使いがEmacsを使う理由は、他でもなく、それが最も効率的だと考えているからです。実際にEmacsの操作性や環境は実に効率的で、作業に冗長を感じたその瞬間に、改善策を行うことができるのです。
Keysnailを導入すれば、Firefoxのプラグインを作成するまでもないけど、冗長は解決したいという場面でも簡単にスクリプトを書いて効率的にすることができます。
user.jsに書いたり、読み込んだりするのが一番手軽だと言われるかもしれませんが、キーバインドの管理やその用途に合わせて設定を変えるなど、Keysnailで書いておいた方が、の後柔軟に利用することができます。
ここまでの紹介では、JavaScriptを書く人にとって魅力的なアドオンのように聞こえますが、既に公開してくれているKeysnailプラグインはどれも魅力的なものばかりです。
Emacsライクなキーバインドにはせずに、ただシンプルにKeysnailのプラグインを使っても十分に魅力を感じてもらえるのではないでしょうか。実際に筆者は、HoKとCaret hint、bmanyエキサイト翻訳クライアントでかなり幸せになっています。
従来のHit-a-hint、LoLを使っていた人は、hキーでヒントを出す操作にすれば今まで通りのLoLがアップグレードしたという感覚で使えるはずです。
//{{%PRESERVE% // ここにコードを入力して下さい. plugins.options["hok.hint_keys"] = "asdfqwer"; //}}%PRESERVE% //ファイルの末尾に key.setViewKey('h', function (aEvent, aArg) { ext.exec("hok-start-foreground-mode", aArg); }, 'Hit a Hint を開始', true); key.setViewKey('H', function (aEvent, aArg) { ext.exec("hok-start-background-mode", aArg); }, 'リンクをバックグラウンドで開く Hit a Hint を開始', true);
これでLoLに近い感覚で使えるはずです。タブの切り替えは、Ctrl + Tabでおこなってもそれほど不便は感じないでしょう。