Linuxでローカルチャットをする

チャットを行う場合は、お互いにインストールされたメッセンジャーで行うか、チャットのWEBアプリケーションを利用するのが一般的です。LinuxなどのUnix系では、同じコンピュータに接続されている他のユーザとチャットをする機能が標準で用意されていることをご存じでしょうか。

talkコマンドで他のユーザとチャット

Linuxで、他のユーザとチャットをするにはtalkコマンドを利用します。talkコマンドの利用方法は非常に簡単で

talk ユーザ名

ユーザ名に関しては、「ユーザ名@ホスト名」というフォーマットで記述することもできます。上記のようにtalkコマンドを入力した後は、相手側からも同様にtalkコマンドを入力してもらうまで待ちます。もし、相手も同様にtalkコマンドを入力してくれれば、チャットが開始します。

相手からtalkコマンドの応答が無い場合や、チャットを終了する場合はCtrl+Cでtalkコマンドを終了します。

talkコマンドのチャットの使いどころ

近年では無料でアカウントが取得できるWEB上のチャットが存在するためあまりチャット機能が備わってもそれほど重宝することはないかもしれません。さらに、Ubuntuなどのデスクトップ用途のLinuxの場合は、複数のユーザが同時にログインすることもあまりないため、talkコマンドを利用する場面はそれほどないかもしれません。

ただ、一つのテストサーバを利用している場合や、WEBサイトを複数の管理者で同時に操作している場合はtalkコマンドを便利に扱うことができます。

例えば、CGIなどを利用していないHTMLファイルを直接設置したサーバを複数で同時管理している場合。ファイルをアップロードしたり削除したことをその都度連絡した方がトラブルを未然に防ぐことができます。

同じ部屋にいる場合は、直接口頭で伝えればよいのですが、別の場所からサーバに接続している場合はメールなどで伝える必要があります。どうせ同じサーバに接続しているのなら、talkコマンドを利用して常にチャットでお互いの作業について報告すればスムーズに作業を進めることができます。

talkコマンドは多くのLinuxディストリビューションに標準で備わっているうえに、さくらのレンタルーサーバ(FreeBSD)でも利用することができました。さくらレンタルサーバの場合、新しくユーザを作成することはできませんが、同じサーバのユーザならtalkコマンドでチャットをすることができます。