Ubuntuでペンタブを使う

一昔までは、デザイナーのOSはMacというのが常識でしたが、Macで使えるソフトはWindowsでも利用できるようになったため、現在ではWindowsで作業を行うデザイナーも多いはずです。現在では、LinuxというOSの選択肢もあり、Ubuntu LinuxでWindowsと同じようにペンタブで問題なくデザイナーの仕事を行うことができます。

ペンタブを使う方法

LinuxはプログラマなどのIT関連の知識がある人にとっては非常に便利なOSですが、グラフィカルな作業をする人にとっては使いずらいイメージがあります。そのためLinuxではペンタブを使うことができない。もし使うことができても知識がなければ、ドライバのインストールができないという印象があります。

しかし、Windows以外の選択肢を目指しているUbuntuでは、IT技術の知識がなくても簡単にペンタブを利用することができます。

筆者はUbuntu9.10にWacomのintuos3という人気のペンタブをUSB接続してみました。すると、ただ接続しただけでペンタブを利用することができたのです。

Windowsでは、利用者がドライバをインストールしなければ、ペンタブはマウスと同じような動きしかせずに、絶対座標として動作することはありません。それに対して、Ubuntuでは、ただUSBを接続しただけでペンタブを絶対座標で利用することができたのです。

特に何の設定をしなくてもペンタブらしい操作を行うことができますが、ペンタブを活用できるソフトでも便利に扱えるように、Synapic パッケージマネージャからwacom-toolsをインストールしておきましょう。

まだUbuntuでペンタブは使いずらい

Windows7やVistaでペンタブを利用すると、ペンフリックというペンタブの動きで様々なコマンドを入力する機能を利用することができます。

Windowsでは、設定ソフトウェアによりペンタブの設定をすると、さまざまなペンタブ対応ソフト、未対応ソフトの振舞い方を設定することができます。しかし、Ubuntuではそのような一括して管理するような機能が付いておらず、ペンフリックも利用することができないので、Windowsに近いことができるようになった程度と考えた方が良さそうです。

それでも、GIMPでは筆圧を調整できるなど、ペンタブで絵を描くのには十分な機能を利用することができるので、ペンタブだけでWindowsかLinuxかを悩んでいるのであれば、一度ためしてみてはいかがでしょうか。

今後はさらに、Ubuntuはグラフィカルな作業にも適したOSになっていくのではないでしょうか。