VimかEmacsを選ぶ[Ubuntu]

Unix系のOSでは、VimとEmacsというテキストエディタが昔から有名です。近年のLinuxでもVimとEmacsを使っているユーザは多く、どちらかのテキストエディタを使えるようになれば、Linuxをさらに便利に扱うことができるようになるかもしれません。UbuntuでもVimとEmacsは簡単に導入でき、非常に便利に利用することができます。

UbuntuでVimとEmacsを利用する理由

VimとEmacsは、CUIでも便利に動作するテキストエディタです。CUIとは、シェル端末のような文字列と空白だけで操作する環境のことです。

デスクトップとしてUbuntuを利用する場合は、標準でGUI対応ソフトに対応する機能が備わっているため、CUIでも動作するVimやEmacsの必要性を感じないかもしれません。GUIとはCUIの反対で、文字列だけではなく、マウスなどを利用して操作できる環境のことです。

実際に設定ファイルを変更するときも、設定を変更するためのGUIソフトが容易されていたり、GUIのテキストエディタで作業を完結することができます。

しかし、CUI対応のテキストエディタの良い点は、マウスを全く触らなくも効率的に操作することができるというところです。VimやEmacs以外のGUI専用テキストエディタでも、多くのキーボードショートカットが用意されていることがありますが、それでもマウスを使うことを前提としたテキストエディタが多く、カーソルの移動や文字列の削除などをマウス無しで行うと非効率的になることがあります。

それに対してVimやEmacsは、最初からマウスを使わないことを前提として設計されているので、マウスを使わない方が生産性が高くなるようになっています。

ただ、VimとEmacsは、決してCUI専用テキストではありません。CUI環境でも対応していますが、GUI環境でも十分に便利に利用することができます。マウスによる操作はもちろん、ウィンドウ(Emacsではフレームという)の大きさなども調整することができます。

UbuntuへVimとEmacsをインストールするのは簡単

Ubuntuには標準でGUIのテキストエディタがインストールされていますが、VimやEmacsも簡単に導入することができます。

UbuntuにVimとEmacsを導入するには、Ubuntuソフトウェアセンターからvim-gnomeとEmacsをインストールするだけです。

Ubuntuソフトウェアセンターの検索ボックスにvimもしくはEmacsと入力すれば簡単にインストールすべきソフトウェアが見つかるはずです。ちなみにUbuntu9.10の場合は、Emacsをインストールするのではなく、Emacs23をインストールすることをお勧めします。Emacs23はEmacsの最新版でカーソルの移動などさまざまな部分が一般ユーザにとって扱いやすくなっています。